今日も回想と作品紹介です。

６月が近づきコロナがなく予定通りなら今年ももうすぐ出発できたところです。

３度めの訪問になるはずだったこちらは青海省・西寧

お気に入りの街です。

イスラム教徒である回族の多く暮らすこの街には、こういったモスクがたくさんあり

青空の下のドームがとてもきれいなのです。

中心部はなかなか都会のような街ですが、ちょっと入るとこのような味のある

寂れた古い商店街だったりします。

ここは漢族のエリアとはまた違った雰囲気の回族の店が集まるエリア

露天で果物や野菜が豪快に山積みになって売られています。

美味しいものもたくさん。

こちらはピリ辛スパイシーなチキンカツ。

中国にもＫＦＣはありますが絶対こっちが上だと思います。

見た目にも可愛らしいお菓子がごろごろの店。

とても街歩きの楽しいところです。

西寧のお話はこちら

西寧からバスで１時間程の湟中という町には大きなチベット仏教の寺があり、

周辺はこのような仏具を扱う工房が集まっています。

目的はこの鮮やかな民族衣装生地。

一旦はここで買い物し落ち着きますが、後に生地探しは更に欲が出て他の町へも足をのばすことに。

更にこの町には一見古めかしいようで、入ってみると素敵な生地を置いているこんな店も。

このマネキンがきている服だって、レトロ可愛いと思いませんか？

仕立てもとても丁寧でした。

よく中国製品は雑といったイメージで見られるかもしれませんが、

それは一部の工業製品のことで、こういったこじんまりとした店に立ち寄ってみると、

丁寧な職人の仕事が見られると思いますよ。

そんなお店の生地がこちら。

華やかなレース生地です。

このレース生地、レースの下にしっかりとしたニット素材が重ねられているすぐれもの。

程よく厚みがあるのでレースの繊細なイメージと違って型崩れもありません。

バッグの中の小物入れや、コンパクトなお財布代わりにもどうぞ。

　　　　　　　　　　

アトリエサハラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←　→