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2019/09/20 11:33
おはようございます。
今日は旅のお話から始まります。
もう9月も後半。しばらく後回しにしてしまっていた旅のお話を完結させて、
新しい月を迎えましょう!
それでも街へ戻るとまだ明るく、少し空が夕暮れの色になりかけたころ。
翌日の西安への長旅に備えてスーパーへ食料を買いに。
何度か通ったスーパー。覚えてくれた店員さんたちに明日帰るとご挨拶。
またいつか会いましょう。
この通りも歩き収め。
のんびりとした欧式街お気に入りの場所になりました。
夕方だけど、混雑もなく程よいざわめきの街の雰囲気。
空も広くて気持ちが良い。
ポーロさんと呼んでいたマルコポーロ像ともお別れです。
ちょっと買いすぎた食料を宿に持ち帰り荷物を片付ける。
そしてこの日も太陽をいっぱい浴びたので、シャワーしていつもの韓国コスメで顔面に栄養補給。
張掖の最後の晩ご飯は何にしよう、と街へ。
これはあの店?と見間違えそうな黄色い文字の看板が。
中をのぞくとここもラーメン屋でした。
黄色い文字の店ではないけれど、通りの端にこじんまりとあった大衆食堂。
牛肉面です。
何を食べるか迷ったときは牛肉面。
お店でいろいろ味やトッピングが違ってそれぞれ美味しいので大好きです。
ここは、そうめんみたいな細麺にナスがトッピングされていました。
スープも美味しくてあの湟中の店を超えたかもしれません。
ごちそうさまでした。
食堂を出てふと横を見ると、冬虫夏草の看板。
西寧では至る所にありましたが、この街で見るのは久しぶり。
ピンク色になってきた街を歩いて宿へ戻ります。
空を見るとポーロさんの上に月が出ていました。
部屋へ戻ると窓に月。
この日は7人部屋に3人だけになりがらんとした夜。
どんどん空は暮れて、月明かりと街の灯に照らされる窓からの景色。
ポーロさんも見えます。
ですが、宿の横は何やら工事中。
しばらくするとこの窓からの景色も変わってしまうのかもしれません。
21時半陽がすっかり落ちました。
翌朝、西安へ向かうため駅へ。
早めに来てみたら外に人が並んでいます。
入り口を見ると”営業時間7:30~”の文字。
のんびりです。
私が乗る西安北行がこの駅の始発のようです。
そのあともあまりたくさんはありません。
駅が開くのを待ち、改札が開くのを待ちようやく出発です。
ここから乗る人もそれほど多くはありませんでした。
ホームに立っていると同じ部屋に泊まっていた一人旅女子の姿が。
彼女は西寧へ行くそうです。
出発。
菜の花畑を抜けて、
湿地を走り、
向こうには祁連山脈。
山のふもとには牛がぽつぽつと草を食んでいます。
そんな景色を眺めているうちに蘭州へ到着です。
蘭州にもいつか来てみたいのです。
街が近づきました。
張掖から来ると大都会に来たように感じます。
マンションのてっぺんが可愛い。
小さなお城が並んでいます。
街を出ると景色はあっという間に一変します。
畑・畑・山
手前には果樹。
何だろう。
青空と緑がきれい。
16:40西安着!
長いようであっという間の鉄道の旅でした。
フライトは明日なのでこの日は宿へ向かいます。
宿へは駅から直結している地下鉄でも行けるようでしたが、
もう疲れたし荷物も重いので楽してタクシー乗り場へ直行です。
宿は城壁のすぐそば。
ここで降ろしてもらいました。
この日の宿。
古い建物を利用した素敵な宿。
スタッフの対応もとても良いです◎
吹き抜けの階段を上がって、
部屋の前のテラス。
ここでちょっとハプニング。
部屋を開けると、パンツ1丁のぽっちゃり君がお着換え中。
ごめん、ごめん!と一旦閉める。
ジーンズをはいて出てきてくれた大焦りのぽっちゃり君と部屋を確認します。
どうやら予約時によく見なかったので混合部屋になっていたようです。
私はお構いなしですが、この時女子ばかりの中に一人と気づいたぽっちゃり君は、
暑い中ジーンズ姿で寝ていました。
気を使わせてごめんね。
ですがこういう場で図々しいのは女です。
荷物を降ろしてさっそく街へ。
宿の近くにこんな門が建った通りがありました。
ここはおしゃれなカフェやバーが並ぶ通りでした。
その中にあったこの店。
トン汁定食あるんでしょうか?
通りを抜けてまた大通りへ出てきました。
正直に言いますと、西安はちょっと苦手な場所に入ってしまいました。
もちろんいろんな見どころのある人気の街なのは分かりますが、
それゆえに人が多い、車が多い、そして西安の象徴というべき城壁によって空気の流れが止まっている???
ような気がしてしまったのです。
すみません。けなすつもりはありません。。。
大通りを避けて裏道へ。
こういったところは落ち着きます。
城壁に沿った散歩コースを歩いてみると川に出ました。
大量の魚たち。
きれいな3角隊列のアヒル
水辺は良いですね。
陽が傾いてきました。
登ってみようかなと思いましたが、下から眺めて良しとしました。
ここまで来てなんてことだ!と言われそうですね。
そろそろご飯をとウロウロしていたら猫カフェがありました。
ここも古い建物のおしゃれ猫カフェっぽいです。
突き抜ける大通り。
大きな街ですね。とつくづく。
結局、晩ご飯は何になったかというと、
コンビニのおでんみたいなものと飲むヨーグルト。
せっかく西安に来ていてコンビニで、みたいですがコンビニグルメも侮れない美味しさ。
このヨーグルトもすごく濃厚で表示を見ると内モンゴル製でした。
陽が暮れてきたし翌日は早起きなので宿に帰ります。
この日は早々就寝。
翌朝、皆が寝ている中ごそごそ出発準備。
天気は快晴です。
朝のテラス。
ここで朝ご飯など気持ち良さそうですがのんびりはしていられないので、
チェックアウトです。
と最後の最後でちょっとミス。
朝のフライトだと空港バスが限られているということが多いのですが、
早朝便の乗り場までは確認したものの時間をしっかり聞いていなかったので、
乗るべき便を逃す、、、。
切符売り場のお姉さんも次の便ではギリギリですというので、結局タクシー。
もう帰るだけなので空港に着けば良いです。
まだ空気の澄んだ朝の高速道路を飛ばすのも気持ちが良い。
タクシーのドライバーさんも良い人だったので”おつりは取っといて♪”と気分良く下車。
2週間の旅も終わり西安の空の上。
と、隣の席の女性が”夫婦で席が離れたから変わって欲しい”と言うのです。
前方には立ってこちらを見る男性が。 乗務員も変わってあげて欲しいと言って私を前の席へ案内する。
そこはビジネスクラスの席でした。
普通ならラッキーだと思うところですが、ここからが我慢大会のような帰国の路。
その席は子供を含む観光客グループに囲まれた一人ポツンの席だったのです。
席に着くとすぐに後ろからのゲーム音と蹴り、合唱、座席に乗って飛び跳ねる振動が始まりました。
親たちは無視。
さっきの男性はこれから逃れたかったのか?
何度、さっきの席に戻りたい、または他の空席は無いですか?と喉元まで出てきましたが、
どう見ても満席。
空いているのはファーストクラスのみだし、変えてくれたとしても1列前に行っても大して変わらないし、、、。
最後は行きたくもないトイレの列に並び暇つぶし。
ぐったり疲れ切っての帰国となりました。
ですが、今となってはそれも笑い話。
前回の旅の帰国も大変でしたがそれももう忘れました。
次回は何が?
それより、今回も良い旅ができてとても満足です☆
長い旅のお話お付き合いいただきありがとうございました。
旅で仕入れてきました生地たちもたくさんデビューしていますので、
ご覧いただけるとうれしいです♪
週末はまた連休が始まりますね。