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2019/08/05 19:06

しばらく間が空きましたが旅のお話続きます。
もうしばらくお付き合いくださいませ。

この日は宿を8時出発、馬蹄寺へ。
参加費144元。
朝のレセプションにはそれぞれツアーに参加する宿泊客たちが集まっています。
その多くは、8時発馬蹄寺~昼頃に街へ戻る~食事休憩~15時から七彩丹霞へ出発。
という風に2か所を組み合わせるパターンが多いようでした。


七彩丹霞へは到着した日に行ったので、午前中2人の中国人女性と一緒に馬蹄寺へ。
姉妹かなと思うような雰囲気の似た2人。
第一印象、阿佐ヶ谷姉妹でした。


駐車場から少し歩いた展望台。
ここまでドライバーさんが歩いて案内してくれ、帰りの時間を聞いて見学スタートです。


向こうには雪をかぶった祁連山脈の一部。


そして緑の山々。


石窟も見えます。
ここもすごいところだ。


石窟のふもとまで来ました。
絶壁です。
青空になってきた。


ここから登り始めます。


絶壁に花



道端の可愛い花。


中は撮影できないのが残念ですが、仏像や壁画が残されています。


丸い石が積んであります。


次はこの洞穴みたいなところに入っていきます。


少し階段を上がったところ。


さらに登って


通路を歩き、


こんな垂直の梯子と階段を上がります。
あとから見るとどっちが上だか分からない写真です。


上から絶壁を見下ろします。
撮影できないのでどこに何があったかうろ覚えなのですが、こうして登っている途中にも
石窟に仏像があったり、壁画があったりするのです。


こんな岩のトンネルや


壁面に窓を開けるなんてつくづく途方もない労力に感心します。


降りてきて見上げてみます。
この旅の前半で行った麦積山でも思いましたが、ここを作り上げた昔の職人技もすごいことですが、
修復する現代の職人もすごいと思います。
あの絶壁にせり出た屋根を塗装するとか。


岩肌にはこのような跡も。
風化したのか持ち去られたのか。


もう一つ驚いたのが一番上のお堂の中に僧侶が常駐しているようなのです。
誰もいないつもりで入って行ったらびっくり。
やってきた人々にお参りの仕方をレクチャーしたりしている模様。
そういえば、私たちが駐車場から来る途中に赤い僧衣を着た僧侶とすれ違ったので、
交代制なのかもしれません。


さらに気になったのがこの垂直の壁の中に点在する仏像の祠、
そこには賽銭箱や焼香台があるのですが、そのために大量のろうそくや線香と思われる
段ボール箱が積まれている部屋がありました。
狭い階段や通路では一気に運ぶのは無理だと思いますが、
上からロープで人力エレベーターをやったのでしょうか?
はじめは人海戦術でバケツリレー方式?と思いましたがそれは現実的ではないですね。。。



青空とタルチョと石窟


見学できるエリア以外にも山を見上げるとあちこちに穴や仏像の跡が見られます。



緑に埋もれるようにひっそりとたたずむものも。
行ったことはないけれど、イースター島の未完成のモアイ像なんかを連想します。


ここ。
遠すぎて見えませんが山の頂上まで歩道があったのです。
時間があれば登りたかったのですが、行ったらしばらく帰ってこれなくなりそうでした。
阿佐ヶ谷姉妹と3人で途中まで行ってみましたが、集合時間に間に合わないので断念。
ここに挑戦する人はほぼいませんでしたが、下から見ると1人だけチャレンジャーが豆粒のように見えました。


ここまででも壮大な古代アートに感動しましたが、まだまだ続くものすごく広い敷地。
馬蹄寺へは街からバスでも来れるということで、はじめはそうしようかと思っていましたが、
ツアーで正解。入り口まで来ても中を回る足がないと無理です。
バスの場合、入り口から離れたバス停で降りそこからタクシー利用となるらしいです。
乗り継ぎ時間やタクシー代、入場料など考えるとツアーがお勧めです。
朝出発して昼に街に戻れば、それからまだ時間が使えますし。
馬蹄寺、広大すぎるので後半に続きます。

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