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2018/08/29 23:02

朝起きて窓の外を見るとこの日もいい天気。
とうとう西寧を発つ日が来てしまいました。


部屋を出ると静かな談話スペース。
早くにチェックアウトした人もいるようで急にガランとしていました。

トロントおじさんもいない。
ついにココシリツアーに出発したみたいです。
お別れが言えなくて残念だったけど、ツアー楽しんでたら良いな。

しばらく連泊していて、何度かご飯を作ってくれた彼もカーシェアで1週間の旅だと出発。
行ってらっしゃい!

数日一緒だったルームメイトも出勤時間。
チェックアウトを伝えると寂しそうにハグしてくれました。
あれから2週間の仕事無事終えたかな。

静かになった宿で一人ヨーグルトと桃の朝ごはん。



2週間の旅であちこち泊まったけど、ここに一番長くいたので名残惜しいです。
特にこんなアットホームで居心地が良い宿は。
前半と後半合わせて1週間もいたとなると、沈没も同然ですね。


ご飯は作らないけど皿洗いばかりしていたキッチン。
軽くお片づけと掃除を。
フライトは午後なのでまだ時間があります。
バスターミナルへ空港バスのチケットを買いに行き。
その足でスーパーへ買物に行きました。


買い物から帰ってくるとまた人が減り、残るは私ともうひとり。
ルックスも名前も可愛いリリアン。
部屋と荷物を片付け、ソファでぼんやりしているとのび太が大量のシーツを干し始めたので、
暇つぶしにお手伝い。
一気にチェックアウトしたのでシーツがいっぱい。
乾燥地帯では室内でも洗濯物がよく乾き臭くもならないので良いですね。


シーツを干し終わり、まだあれば手伝うよというと、休憩してとひまわりの種を出してくれました。
そして、日本語の曲をかけ始める。
知らない歌ばかり、、、。誰だろ?
この宿のオーナーがネットから拾って来るのだそう。


ひまわりの種。他のところで食べたものは殻もろとも実がボロボロになって食べにくかったけど、
これはピーナッツのようにきれいにパキっとむけました。
しかもコーヒー風味。こういうタイプのは食べやすいのですね。
また行ったときは買おうかな。


そうしているとリリアンが昼ごはんを作りはじめました。
彼女もチェックアウトするところなのに帰る間際までご飯を作るなんて感心。


ささっと3品も作り、リリアン、のび太、わたしでいただきます。
静かな部屋に知らない日本語の歌が流れる不思議な雰囲気の中、ご飯を食べていると、
曲は小田和正の ”ラブストーリーは突然に” になりました。
ここで聞けるとはね。


最後までごちそうさま。そろそろ出なくては。
二人にお別れしてバスターミナルへ。
西寧は本当にいい街でした。それもこの宿にあたったおかげかな。
次回行きたい所リストもできたし、また来ます!

この後は昆明へ飛び、香港を経由して帰るだけ。
のはずがとんでもない、我慢大会みたいな帰途になるのでした、、、。
もうしばらくお付き合いくださいませ。







アトリエ サハラ

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