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2018/07/22 00:43

夏河から西寧に戻って来た翌日。
この日から西寧とその周辺でゆっくりすることにしました。
今回の旅は、2週間だったので詰めればまだ範囲を広げることもできたと思いますが、
私は、詰め込み欲張り旅よりも行くところを絞って、ゆっくり生活感を楽しみたいのです。
そしてそれにうってつけの宿にもあたったことですし。


この日の行き先は植物園。
ガイドブックには紹介されていませんが、地図に載っていて路線バスにも植物園の文字を見つけたので行ってみます。
花好きなので行かずにはいられません。


バス停から少し離れていたので迷いましたが、人に聞きつつ到着。
植物園というからには入場料はいくらかな?と思い入口付近の窓口に行ってみると”不要”とのこと。
なんと!植物園に無料で入れるなんて。


行ってきます!

午前中、ほとんど人はいませんでした。
静かな広い公園と言った感じ。


この時期はヘメロカリスがたくさん咲いていて、黄色が鮮やかでした。


ここは盆栽園。


他に人はおらず静かな素敵空間を独り占め。


このように石と植物をあわせた箱庭アートのような作品がずらりと展示されています。


映画アバターの舞台 張家界
観てないのですが、、、。
観てみようかな。


ここで育てられて、展示デビューを待つ植物たち。


ぶらぶら散策すると、、、

池に出ました。


池の周りにはいろいろな盆栽が。
これはブーゲンビレア。
何年ものでしょう。立派な幹です。


フクシア。
日本では鉢植えで売られています。
こんな立派な姿になるのですね。
これも何年育てるとこうなるのか知りたいです。


この花のビビットな色とフォルムが好きです。


つぼみも可愛い。


池の中を渡るのは中国でよくみかけるカクカクした橋。
こういうの楽しいです。


カクカク。


石の部屋もありました。
自然のアートです。
こういう大きな美しい模様の石がずらり。


亀の化石。
そのまんまです!


お坊さんが浮き上がって見える石。
果物やお金が供えられていました。


ふと気づくとこの盆栽園だけでかなりの時間過ごしていまいた。
まだまだ広大な敷地を歩くにはちょっと燃料切れ。
いったん外に出て昼ごはんを探しに行くことに。


大通りまで出てみましたが何もなし。
ありそうな気配もなし。
ということで、植物園の近くまで戻ると団地の入口のようなところにこんな店がポツリ。
潔癖だと躊躇してしまいそうな外観ですが、ここが大正解!
潔癖でもないので迷わずここで。


こんな感じの店が2軒あり片方は麺屋さんでした。
私はこちらへ。この煮玉子と、


揚げパンが目についたので。
全く言葉が通じないので、たまごと揚げパンを指さして、そこに座っていいですかと身振りで伝え座らせてもらいます。


と、ここのメインは豆腐でした。
たまご 揚げパン 豆腐 がお決まりのメニューのようです。
豆板醤を入れるか?と聞かれたのでお願いする。
出てきたのはこれです。ラー油もたっぷり。美味しそうでしょう?


美味しい!
スープに浸った湯豆腐です。豆腐は絹ごし。
パクチーの風味と程よい辛さで2つくらいいけそうでした。
しかもびっくりするくらい安かったのです。
いくらだったかは忘れましたが。
西寧に行ったら植物園近くの豆腐屋にぜひ!
ここは昼までしか営業しないようで、私が食べ終わる頃には店じまいが始まりました。
ごちそうさまでした。


美味しい豆腐に満足して、散策再開。


パンダのモザイク可愛い。


午前より人が増えたようですが、広大なのでまばらです。


ここは満開の春の花。


そのとなりはこれから見頃を迎える夏の花。


よく計算されているなと思いました。
夏の花が咲く頃には、春の花が終わり秋の花を植えるのでしょう。


花を眺めながら、道なりにひたすら歩きます。


土手に咲く草花も可愛らしいです。


ダラダラの坂道を歩き続けると行き止まりになりました。


その先には電波塔。
西寧の見どころの一つです。
この高台に向かって階段が建設中のようでした。
またいつか来てみたら、ここから電波塔へ通じているかもなと思いながら坂を下りました。










アトリエ サハラ

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