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2018/07/11 23:57
ヤンジがバスターミナルに付いてきてくれたおかげで、翌日のチケットをキャンセルし、1泊のばすことができて良かった!
一旦彼女と別れて街歩きに出ます。
ここは小さな町で大通り1本にすべてが集まっているようなところなのですが、
その大通りが端から端まで一気に大工事中なのでした。
部分的に少しずつ終わらせて進めていくと言ったやり方はここにはないようです。
なのでこのような壁がずら~っと町を分断していて、景観はやや残念。。。
ここにもワンコ。
皆おとなしくて可愛いです。
メインストリートのもう1本向こうは河が流れているので、そちらに向かってみます。
路地はこんな感じ。
河の向こうは山が迫ります。
ライラック
河にはアヒル
こちらはメインストリート。
この先にラプラン寺があります。
横に入ってみるとこんなアーケードのショッピングモールになっていました。
おじいさん昼寝中です。
3階建てにお店がいっぱいです。
あんまり人はいませんでした。
観光シーズンのピークにはラプラン寺目当てに観光客がやってきて、ここにも人が増えたりするのでしょうか。
おじいさんまだ寝ています。
1階に降りてぐるりと回ってみると!
ありましたー!
モールの1角に生地屋さんが数軒並んでいました。
中を覗きつつ一通り前を通ってみて、
ここに入ってみます。
素敵すぎる!
ずっとここに居られます。
感じの良いチベット人の店主。
ここで数点生地を購入。
まだ欲しかったけれど財布の中身が乏しくなったので、後ろ髪を引かれつつ店を出ました。
ここの生地たちもぼちぼち形にしていきますのでお楽しみに。
モールを出て大通りへ。仏具屋さんが多いです。
ソーラーのマニ車。
天気が良くなり皆でクルクル回っていました。
ラプラン寺の横の通りに着きました。
この柵の右側がお寺の敷地内。歩いている人たちは巡礼者です。
仏塔の周りを祈りながら歩きます。
すぐそこは山。
ここの山は緑が多いです。
西寧は赤茶色の岩山に囲まれていましたが、バスで数時間来るとこんなにも景色が違います。
またワンコ
この子は昼寝中だったのにカメラを向けるとお座りしました。
起こしてごめん。
ラプラン寺の見学は翌日行くことにしたので、一旦宿に帰ることにします。
というのは、ルームメイトのヤンジと約束があって。
私がこの町に来たちょうどその日、ヤンジはお坊さんの友達を宿に招いて夕食を作るのだと。
それに誘ってくれたのです。
お坊さんと夕食ってちょっと緊張しない?と思いましたがせっかくなので、
ご一緒させてもらうことにしました。
夕食のメニューはカレー。
ヤンジが用意したカレールーは中国語表記のバーモントカレーでした。
”今日は日本のカレーを作るって約束してたけど、作ったことはないの。そこにあなたが来た!”
と喜ぶヤンジ。
ここが宿の厨房
外にはレストランとの表示もありますが、現在料理人がいません。
なので、長期滞在する彼女の自炊キッチンとなっていました。
”お坊さんも作り方に興味があると思うから、彼が来てから作って見せてね”
と流れは私が作る方向へ。
材料の準備と野菜の皮むきはヤンジがやってくれていました。
ということでこのような触ったこともないような包丁でカレー作りに挑戦です。
この手は宿の女将。
彼女はチベタンサラダを作ってくれました。
彼が到着したのでカレー作り開始!
やってきた彼は全然堅い感じの人ではなかったので安心。
ちなみにヤンジにどうやってお坊さんと友達になったのか聞いたところ、SNS友達だそうです。
まさかここでカレーを作ることになるとは思いもしなかったし、自然環境から起きる科学的なことなんて
考えが及びもしなかったので、謎の事態が発生。じゃがいもがいつまでも固い、、、。
鍋を火にかけたまま皆でしゃべっていましたが、ふと気づくとじゃがいもまだ???
二人にもう十分時間経ったんだけど、というと、ここは標高が高いから火が通りにくいのだと。
知らなかった。じゃがいもを取り出し小さく切り直します。
あとで調べたら日本で言う沸点100℃にならないということでした。
勉強になりました。
そうしてようやくカレーが完成。
サラダは女将が作ってくれたもので、熱々の油を生野菜にぶっかけるという豪快なもの。
それに唐辛子や塩コショウでシンプルで美味しい温野菜です。
夕食のメンバーはヤンジ、お坊さん、ウリカ、宿の娘ゾーマ、私。
チベット、モンゴル、中国、日本の国際ディナーだね、とヤンジが言っていました。
ちなみにテレビでは、ワールドカップ日本対コロンビア戦が放送中でした。
お坊さんはサッカーが観たかったようですが、ヤンジの話が面白すぎて時間はあっという間。
21時半には寺に帰らなくてはということで、彼を見送ってここからは女子会が始まりました。
小学生のゾーマは就寝。
3人で遅くまで話していると、他の宿泊客がやってきて ”断水でトイレが大変だ!”と訴えるのでした。
ウリカ、実はこのときまだ勤務歴2週間。
彼女より宿のことを知っているヤンジがすぐにバケツと掃除道具を持ってトイレに走ったので、
一緒に深夜のトイレ掃除。このときはすでに水が戻っていたので良かったです。
トイレは片付き、水も戻りましたがここは夜になると冷える上、温水器は故障中なので顔だけ洗っておやすみなさいでした。