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2018/07/05 23:58

西寧4日目の朝。
この日から西寧を離れて小さな町へ移動します。


行き先はこちら。同仁。
西寧からバスで約3時間。お隣甘粛省との境目の町です。


朝9時のバスで出発。
車内は半分くらい空いてました。


西寧にはまた後半戻ってくるつもりです。一旦この景色とお別れ。


うっすら晴れたり曇ったり。
ゴツゴツした赤茶色のやまと、菜の花畑がきれい。
7月頃が一番の見頃のようですが、これだけ咲いていれば十分きれいです。


こんな景色が続きます。


時々集落が。


山と森と仏塔。静かな風景です。


山道に入りました。


山道を抜けるとまたこうして菜の花畑が広がります。


そんな景色を見てるうちに到着しました。
雨、、、。
天気が良ければもっと印象は違ったと思いますが、この時点でここは1泊に即決。
バスを降りたらそのまま窓口で翌日のチケットを購入しました。


西寧までは前もって宿を予約していましたが、ここからはどこに何日いるかわからないのでしていません。
まずは宿探し。ネットで名前だけ調べていたところを誰かに聞けば分かるかな?と思い、
乗り合いタクシー乗り場のドライバーに聞いてみましたが、知らない、と。
でも、ここでも人は親切でした。一人に聞いたら人が人を呼んでちょっとした人だかりに。
結局わからないので、タクシーで他のところに行ってみることにすると、
おじいさんがドライバーに ”この日本人を宿に連れて行ってやってくれ” みたいに説明してくれる。
高校生くらいの女の子が”タクシーは5元だよ”と教えてくれました。


安宿は見つけきらないので、ガイドブックにある安めのホテルに行ってもらいました。
ドライバーも親切な人でした。ホテル付近が道路工事で入れなかったのでわざわざ通行人を呼び止めて、
ホテルまで連れてくように言ってくれる。
着いて早々みなさん、ありがとう!


狛犬と言うかシーサーというか、こういう文化が西から日本に入って来たのねと思わせるようなもの。


とりあえず宿には着きましたが、シングルは空いてませんでした。。。
しかたなくツインに泊まることに。
料金はドミトリーの3倍以上です、、、、。


中はこんな感じのチベタンテイスト。




チベット圏らしい写真も飾られています。


部屋はこの旅一番の贅沢部屋。
ドミトリーの2段ベッドより寝心地はいいかもしれませんが、
それより重要なのはこちら↓↓↓


窓の外はビルの谷間の駐車場ビュー、、、。かろうじて山の一部が見えます。
昨日までの高層マンションからの景色と比べて、すごい圧迫感。
窓は少ししか開かないタイプ。
このどんよりとした空の色も加わって、なんだか気分が下がりました。
しかも、うっすらとタバコのニオイが。
禁煙と書いているのに部屋にはマッチと灰皿が置いてあるし。


仕方ない、こんな日もあるでしょうと思い部屋を観察します。
と、ここにまさかの救いがありました!


お茶セットと一緒になんとソーイングセットが置いてあるではないですか。
実は旅の間使っている肩掛けバッグの紐が取れかけていることにバスの中で気付いて、
ちぎれたら困るなと思っていたのです。さっそくこれでバッグの修理をして一安心。

そして、外はまだ雨。
この日まで動き回ってきたし、贅沢な部屋に泊まってるし、休養日にしてもいいかなと思い
ゴロゴロしながらこの町でどこに行くか考えたのでした。













アトリエ サハラ

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