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2019/07/11 23:51
合作の寺から続く丘へ散策へ。
青々とした地面には可愛らしいお花がたくさん咲いています。
曇っていてこの画像では伝わらないのが残念ですが、丘一面スキップしたくなるようなお花畑なのです。
この辺りもきっと青空に映える景色です。
こちら側からは街が望めます。
緑の中の小道を歩いて行きます。
手前に立ち並ぶのは僧房のようです。
瞑想部屋?
丘の端には大きなチョルテンが立っていました。
ここまで歩いてくる間ずっと犬の声がしていたのですが、
声の主はここにいました。
とにかく吠えるワンコ。
ここから道はまた寺の方へ戻ります。
この辺りはいろいろと整備中のようでぬかるみだらけ。
工事中のエリアを通り抜けると広場に出ます。
立派な仏殿
こちらは庭だけになっていますが、もとは何か建っていたようです。
ここで意外な光景を目にしました。
どこへ行っても熱心に五体投地をしながら祈っているのはチベット族の人々なのですが、
カメラを構えちょっと雰囲気の違うチベット族のグループ。
観光も兼ねてやってきたのでしょうか。
彼らが写真に収めていた景色を私も。
出口へ行きかけて振り返ってみます。
どんよりしていますが、これはこれで静けさを引き立てているのかも。
表の通りに出る前に8つの大きなチョルテンが建っています。
周りにはポツンポツンと石が積んであります。
お焼香とともにこのような供物も。
チョルテンの一つ一つには意味があるようでした。
天降・和合・涅槃・ブッダ・菩提・蓮・法輪・神変 だそうです。
寺をあとにして、来るときに気になった丘へ向かいます。
ここに人が集まって何やら行われているのです。
登って来てみるとテントの中に衣装を着た人たちがおり、
それをぐるりと取り囲む人々。
皆チベット族です。
詳しくは分からないのですが、チベット仏教では暦によりいろいろな儀式があるようです。
その儀式に遭遇したのかもしれないと思いました。
儀式も気になりますが一旦通り越して丘の上に。
あのてっぺんの真ん中にポツリとバイクと人がいるのです。
けっこうな急斜面で高さもあります。
儀式を見学する人々、向こうに街並みと寺とチョルテン。
テントからは衣装を着た5人が何か唱えながら出てきたところでした。
また後でゆっくり見ることにして、さらに登ります。
こういう景色を見ると晴れていてほしいと思いますが、
実際晴れていたら暑くて大変だったかも、というかなりきつい登りです。
この天気でも汗だくでした。
マニ石がたくさん
チベット文字難しい。
けれど漢字・ひらがな・カタカナを使いわけなくてはいけない日本語も難しい言語かもしれないと思う。
生まれながらに習得できたのはラッキーかも。
散らばるルンタの中を進みます。
マニ車のところに先ほどのチョルテンの周りにあったような、三角素焼きがたくさん置いてありました。
かなり登ってきましたがまだです。
丘の向こう側が見えました。
あと少しです。
着いた!
というか向こうの方が高く見えますが、もう無理です
ここを私の頂上として到着。
きつかったけれど眺めは爽快です。
ここも足元はお花でいっぱい。
踏まないように気を付けなくては。
しばらく景色を見ながら涼みます。
こういうところに来ると、日ごろからしっかり運動しておかないといけない!
とつくづく思うのです。
帰るころには薄れてしまうのですが。
丘を下って儀式を見に来ました。
疲れたのでみなさまの後ろに座って見学。
時々こんな踊りのようなものも。
儀式とは言っても皆、飲んだり食べたりしながら眺めています。
これは何だったのかと気になり、検索してみたところ ”サカダワ大祭” というものが出てきました。
今年は6月10日~17日
そしてこれを撮影した6月11日は”護法尊特別供” という行事のようでした。
4つのご本尊の供養ということですが、真ん中の人物の脇にいる黄色い服の4人のことでしょうか?
正しくは分かりませんが、そうだったのかな?という推測です。
詳しくは分からなかったものの貴重な場面を見せてもらいました。
少しだけですが出店もあってお祭りのようでした。
この日は思い付きでいきなり行ってみたのですが、合作、良かったです。
時間があればもう少し回ってみたい所もありました。
それから今度は青空の下でこの丘を見てみたいと思います。
この後、夏河へ帰るためバスターミナルへ行きチケットを買おうと並んでいると、
乗客たちにどこまで?と聞きながら回ってるお兄さんに、もう出る走れ!と走らされ、
思っていたよりも早いバスにギリギリ滑り込みさせられました。
歩いたり登ったり走ったりで疲れ、寝ていたら夏河に到着でした。