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2019/04/29 09:00

ゴールデンウイーク3日目。
今日は一気に南の町へ。
首都チュニスからバスなどで走ること約8時間、サハラ砂漠への入り口の町ドゥーズです。
ぐるりと周る時間のある方は、ここまで南下してくると北部とは全く違う世界を楽しめるかと思います。
ここがチュニジアでの私のホームタウンですので、何日かに分けてご紹介したいと思います。


とは言っても、分けるくらい何があるのか?というくらいここはとても小さな田舎町。
砂漠への出発点という以外には特に観光の目玉はありません。
これが町の中心 スーク。
スークとはお店が寄り集まっているところです。
ご覧のように閑散としています。


何もすることはありませんがぶらりと散歩したり、カフェでのんびりと田舎を堪能するには良いところですよ。
カフェといってもおしゃれなところはありません。
いわゆるおやじカフェという、イスラム社会の田舎に行くほど増える、
おしゃべり好きな男たちが集まっているカフェです。
チュニスなどの都会のカフェとは大違いですが、トライしてみては?
店によっては、茶色い水だよね?というくらいのお味ですが、
味の追求より社交の場というのがチュニジアのカフェですのでお許しを。
何十円かで飲めますので。


このドゥーズ春~秋は非常に暑く、昼間は人がおりません。
昼休みから夕方まで店も閉まるところが多いです。


ただ暑いとはいっても、湿気がなく不快な感じではないので過ごしやすいのです。
日陰や室内は意外と涼しかったりします。


こうして振り返ると本当に人が写っていない写真ばかり。


出会うのはロバ。
ここではロバが移動や運搬に大活躍です。
ドゥーズの町中には大きな道路や信号はありません。
狭い道に車、バイク、ロバが混在します。


空き地にラクダがいたりもします。


モスク
青空にシンプルなミナレットが映えてきれいです。


町の中心にあるイベント広場のようなところ。
冬に開催されるサハラフェスティバルの時期になると、この中にたくさんの出店が集まります。
祭りのメイン会場は町中から車で10分弱、歩いても無理ではない砂漠のスタジアムです。
12月に開催されるこのフェスティバル、砂漠の民の文化に触れることができますので、
この時期に合わせて行ってみると良いかもですね。
12月のドゥーズは朝夕冷えますが、日中の陽ざしは暖かく風がなければ過ごしやすいですよ。


ドゥーズの町いかがでしたか?
続きは町から砂漠のほうへ行ってみますのでお楽しみに🐪




     



アトリエ サハラ

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